離れた場所の人
作詞・作曲/ジュンペイ
君と初めて出会ったのは 三月の始め頃
僕は毎日不安抱えて 暮らしていたんだ
自分の気持ち押し殺してまで 居場所を守るんじゃなく
君は気ままに好きなことして 過ごしていたんだ

そんな君は ステージの上 誰よりもずっと輝いて
「ああ、正反対だ」って ため息もらす

呼びかけても気づかない 少し離れた場所歩く
手を振って やっと微笑みくれるから 余計愛しい

僕があの時与えようとした 喜びを越えるだけの
不安を希望に変える力 君はくれたよね

そんな日々は 長く続かず スケジュールにいつか流され
「ああ、会いたいけど」って 足踏みしてる

追いかけても届かない なんとなくそんな気がしたんだ
君が僕よりもっと大切なもの 抱きしめてるから

使えない未来図はもう 道の途中に捨ててきたっけ
だけど 君があのときくれた言葉 捨てずに歩くよ

呼びかけても気づかない 少し離れた場所歩く
手を振って やっと微笑みくれるから 余計愛しい
愛しいんだ lan lan la la la la la
●ジュンペイのコメント
完成時期 2005年11月
比較的静かで穏やかな曲調で作ってみたいという動機から生まれた曲なので、作り始めの当初から全体像としてある程度イメージを持って作ることが出来ました。詩は人との微妙な距離感を主題にして書き下ろしました。また、離れても誰かを大切に思ってこれから進んでいけばいい、ハッピーエンドで終わらなかった思い出でも心のどこかに大事にしまっておきたいという気持ちも込めました。
伴奏にはアルペジオを使って曲全体をまとめました。



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